BBB

最近あまり小説読まなくなったものの、1巻からちゃんと買い続けてるものの中に『BLACK BLOOD BROTHERS』というライトノベルがあります。もともと吸血鬼系の話は好きなのですが、ぶっちゃけイラストの草河さん目当てで買ったという。…小説って、最初はイラストで買いませんか？

4月に待ちに待った10巻が発売されて、つい最近通販で購入したんですが（待ちに待ってたくせに買うの遅い…）、まず値段に驚いた；　普段は500～600円くらいなのに、よく見ると700円超えてる。どんな分厚いんよ!?と思ってたら本当に分厚いし、内容もかなり濃かった。11巻で終わらせるために、無理に10巻に詰め込んだんでしょうけど、このままじゃ11巻もとんでもなく分厚いのでは。読み終わるのに4～5時間くらいかかったんですが…。普段なら2時間もあれば読めるのに。

1巻が割りとギャグテイストな始まり方で、最初からずっと読みやすいお話でした。クライマックスが近づくにつれてだんだんシリアス度は増していき、毎回最後ハラハラさせられるんですが、10巻でもやられました(9巻でも8巻でもやられた）。
味方サイドにかなり分があると思わせて、敵勢力の方がやはり一枚上手で、もう勝つこと不可能だろう、この先どうすんの！？っていう不安を、最後の最後で払拭させる。
やっぱいいよ。主人公兄弟＆ミミコ良すぎる。7巻か8巻あたりから兄弟の出番がかなり減ったものの、どの巻も最後には絶対物語をかっさらってくんだよ。

次で最後かー。分かってたことだけど、終わってしまうと寂しいなぁ。しかももう今月発売だよ。最後2ヶ月連続でとは凄いな。終わったらまた最初から読み直そうかな。