BBB最終巻。

注文してたBBB最終巻が昨日届いて、一気に読んでしまいました。
今回は10巻以上に分厚くて、物凄いボリュームでしたが、最初から読みやすくて先の気になる展開ばかりで、読んでるのがまったく苦じゃなかったです。

仕事から帰宅後後1時間ほど読んでたんですが、本格的に読み始めたのが0時になるくらいだったかなぁ。読み終わったのが夜中の4時半頃でした。（途中、戦国BASARAが始まったんでそっちに集中したんですが；今回の話も良かった…）
そろそろ寝なきゃ、この章が終わったら寝よう、なんて考えてるはずなのに、やっぱ先が気になって結局最後まで。寝る頃には外もちょっと明るくなりかけてましたよ。

最終巻はもう、とにかく切なかったです。九龍兄弟たちの死に様はみんなかっこ良かったと思います。あざの耕平祭りのHPで、BBBキャラと前作キャラの敵キャラ同士の対談みたいなのがあったと思うんですが、そこで敵キャラの魅力だったか印象の残り方だったかが「散り際」とか書かれてたと思うんですよ。前作は読んでないんですが、確かにその通りだなぁと思いました。そして、その対談で言ってた通り、BBBでも魅せてくれました。敵なはずなのに、一人一人倒れていくシーンは本当に泣ける。ひょっとしたらミミコがなんとかしてくれるのでは？と思ったけど、やっぱりみんないなくなっちゃったのね。うー、仕方ないけど寂しい。

サブタイトルから予想はしてた、というか、BBBの始まりくらいから伏線はあったものの、やっぱり最後はああなっちゃうんですね。それでも1年間は本当に幸せだったんだろうし、今度はまるで立場が逆転したような兄弟にも出会えたし、これはこれでハッピーエンドだったんでしょう。
終わってしまったのは寂しいけど、あとがきでも書かれてた通り、この先を想像するのも楽しそうです。


そういえば、イラストが同じく草河さんのレディ・ガンナーシリーズの新刊が6月に出ますね。たしか二人の皇子から買っても読んでなかったはず…。これを機に3冊読んでみるかなぁ。この小説、一冊一冊は薄いものの、内容が結構濃いんですよね。ストーリーやキャラクターも好きなんですが…最後に読んだのがかなり前すぎてほとんど覚えてないっていう…。いっそ最初から読み直すべきかもしれない。